「第26回東山三十六峰トレイルラン」感想 オフロードを下っていく気分は忍者!筋肉はカモシカ!
京都開催の人気の大会、東山三十六峰トレイルランに初参加しました!その距離は33キロでしっかりめのオフロードと4つの山をまたぐ険しいコース、京都市街を一望できる大文字山のビューポイントなどを経て稲荷伏見大社でフィニッシュする見どころ満載の大会です。大会のあった12/8は他にもマラソンがあり、迷いの迷ってこの大会にエントリーしましたが大満足でした!特にオフロードを颯爽と下る快感と地元のみなさんのあたたかなエイドと応援が素晴らしいです。来年も出ようと思うのでタイムを縮められるよう反省も兼ねて各区間ごとに振り返っていきます。
第一区間 宝ヶ池スタート地点~比叡山中腹
スタート地点の宝ヶ池公園は自然豊かなランニングコースで爽やかなスタートをきれました。そこから少し市街地を走り比叡山に入ります。ここまでは道も細く、歩道は歩かなければならないのでゆっくり行きましょう。
比叡山に入ってある程度まで登るまでは肩幅と少しくらいの道なので、走れずに登山みたいになります。ここもゆっくり体力温存で。登りが終わるとついに下りです。この下りがとんでもなく楽しいです!完璧オフロードでぴょんぴょん颯爽と下る感覚!気分は忍者!筋肉はカモシカ!しかし、気持ちよく下れるといってもオフロードなので足をひねらないように注意を。また、下り終わって11キロなので体力は残しときましょう。
比叡山を下りきるとエイドです。これがまたいい感じで、バナナ、バターロール、キャラメル、チョコレート。次のエイドはまじで凄かった…。
第二区間 大文字山 京都市街一望の素晴らしいビューポイント
比叡山の次は大文字山です。ここまでくると人も分散されて登りでも走れますが、道が険しすぎて走れなかった…。ほどほどに登ると観光名所の大文字焼きのビューポイントにつきます。ここは木がないので視界を遮るものが何もないので京都市街を一望できて最高です。
大文字山と後の清水山は登山場所としても人気なのでハイカーの人とすれ違うのが増えますね。一言言ってから抜かしましょう。ハイカーの皆さんも理解があって優しいひとばかりで心地いいレースだと再認識しました。また、三つの山の中で一番上りやすく下りやすい山なのでタイムを狙うならここで力を使ってもいいと思います。
大文字山を下るとエイドです。ここのエイドがホントにすごい!第一エイドにプラスで、梅干し、たくわん、しば漬け、マカロニサラダ、おかき、いかせんべい、柿ピー。特にいいなと思ったのは、ひやしあめと温かい味噌汁です。エイドで温かい食べ物ってありがたいですし、その土地らしいものがあるのも良いですね。
第三区間 清水山 ここが一番キツかった
清水山ここがめちゃくちゃきつかった…。ここの山に入るまでの登りは土じゃなくて、コンクリのが2キロぐらい続いて足が死ぬぅ。来年はここで歩かない脚力を身に着けたい。コンクリ坂登るとエイドがあります。けれども、前のエイドとこのエイド間が短いのでそれを希望にして頑張って登りましょう。ここのエイドもすごかったなぁ~。温かい豚汁やホットドッグがありました。
エイドの先は山道になり、コンクリ坂で標高は稼いだので山道の登りは少なめでほどほどに登ったら下りになります。ここで力を使うためにコンクリ坂で頑張りすぎない方がいいかもしれませんね。下りきったら最終エイドです。ここも良かったな~。
最終区間 稲荷山~伏見稲荷大社 大量の鳥居を横目にゴール
ここまで来るとあと5キロで終わりが感じられて、気力が出ます。ここまでの山でも倒木が結構ありましたが、稲荷山の倒木が一番すごかった。これまでも倒木は屈めば通れる幅がありましたが、稲荷山の倒木は這わないとくぐれないくらいのクラスでした。ここまで走って筋肉は疲労困憊で膝が死んでいる状態で屈むのまじで地獄でした。稲荷山は登り切ったと思ったらまた登りと、傾斜は急ではないものの登りは長く感じました。ついに登りが終わるとラスト2キロ!下りでスパートをかけてタイムを狙いましょう。ゴールが近づくと伏見稲荷大社の大量の鳥居を横目にオールアウトする気でフィニッシュ!フルマラソンなみの疲労でした。
来年も出ようという気にさせる素晴らしい大会!